当社の販売戦略には二つの大きな特徴がある。一つは、量販店などのユーザーに対する「直販」体制をとっていることだ。当社は、同業他社を遥かに凌ぐ規模の営業部隊を擁しており、その規模は1,500名にものぼる。その営業部隊が、北海道から沖縄まで国内75ヵ所、海外7ヵ所の営業拠点から、量販店の精肉売場や惣菜売場などの現場に直接セールス活動を行い、同時に現場ならではの生きた情報を収集しているのである。
二つ目の特徴は、商品だけ売り込むのではなく、商品の陳列方法、パッケージデザイン、売場レイアウトはもちろん、キャッチコピーまで、取引先の売上増加に貢献する提案を積極的に行っていることだ。さらに、ファミリーレストランのメニューやスーパーなどのオリジナル惣菜などの開発も手がけており、当社の「コンサル営業」は取引先から絶大な信頼を得ている。
この「直販」と「コンサル営業」の原点は創業時まで遡る。知名度がほとんどなかった創業当時、社長自ら研究用の白衣を着て、ハムメーカーの工場に赴いた。そこで自社の総合塩漬剤「ミートミックス」を使用してハムやソーセージを自ら製造し、従来の商品との味の違いを直接現場でアピールしたという。その際に、より美味しいハム・ソーセージを造るための製造方法なども合わせて提案することで、販売先を増加させていったのである。
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| コミュニケーションショップ「晩餐館」 |
8,000種類もの商品を生み出す開発力
「人の数だけ味がある」との言葉通り、当社には8,000種類ものアイテムがある。「なぜこんなに商品数があるの?」とよく尋ねられるそうだ。多様な顧客ニーズにきめ細かく応える商品開発を続けてきた結果にほかならない。
当社では、営業部隊が全国の津々浦々から収集した生の情報が翌日には本社の開発スタッフに届けられ、それをスピーディに商品開発につなげるシステムを確立させている。「営業」とともに当社を支える「開発」スタッフは総勢200名と同業他社を上回る陣容を誇り、毎年250種類以上の新商品を生み出している。
顧客ニーズを満たした商品をすばやく開発し市場投入する。これがシェア日本一の座を堅持している鍵に違いない。