「開幕まであと150日」―高知駅のコンコースには、「であい博」開幕までの日数を示すカウント・ダウン・ボードが設置されている。
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| カウント・ダウン・ボード |
開幕に先立ち、高知県内ではすでにプレ・イベントがいくつか開催されている。主に高知県民を対象としたもので、地元の歴史や、高知が生んだ幕末の偉人の功績をもっと知ってもらうことに主眼が置かれている。
「土佐・志士めぐり」と名づけられたイベントは、龍馬誕生地碑や中岡慎太郎生家など、幕末の志士たちに関連の深い史跡や石碑、銅像などを巡る企画である。リストアップされた44ヵ所のうち22ヵ所以上を巡って撮影した写真を、県の土佐・龍馬であい博推進課に送ると、プレゼントがもらえる。地元でも意外に知られていない史跡等を再発見するきっかけになりそうだ。
さらに、「幕末ゆめ道場『幕末維新の土佐』」と銘打った巡回講座が、県内8市町村11会場で開催されている。地元の偉人たちの功績や、知られざる歴史の舞台裏などについて、より深く知ることのできる講座となっている。
講師を務めるのは、「こうちミュージアム・ネットワーク」を組織する、県内の資料館・記念館等の学芸員である。地域が生んだヒーローたちの真の姿に触れる貴重な機会となりそうだ。
まずは、地域住民の認識を深めること、それがプレ・イベントの大きな狙いである。こういったイベントにどれくらいの高知県民が興味をもって参加するか、そして、再発見した地域
の歴史への思いを、訪れた観光客にも伝えることができるかが、観光振興のカギとなるのではないだろうか。